Avid、Avid Everywhereを次段階へ導く画期的な技術革新を公開

NAB (ブース#SU902)、ネバダ州ラスベガス, 2016/04/16

~ Avid MediaCentral Platformを中心とする画期的な技術革新により、 Avidは大規模メディア企業から独立系プロフェッショナルまで、規模を問わず、 効率的で収益性の高いコンテンツ作成、配信を可能に ~

Avid® (NASDAQ: AVID) は、Avid MediaCentral™ プラットフォーム および関連するモジュール式アプリケーション・スイート用に、Avid Everywhere™の重要な約束の実践として、一連の画期的な技術革新を発表しました。これらの技術革新は、メディア業界における最重要課題を解決し、個々のアーティストや制作チームから世界最大手のメディア企業まで、誰もが同じ共通のプラットフォームを使い、効率的かつ収益性の高い方法でコンテンツを作成、配信、管理することができます。

「3年前、私たちはメディア業界の最重要課題に取り組むために、幅広く、野心的な戦略Avid Everywhereを発表しました」とAvid代表取締役 兼最高経営責任者のルイス・フェルナンデス・ジュニアは話します。「それ以来、メディア企業や制作のプロフェッショナルが統一されたグローバル・コミュニティの一部として共に取り組むことを支援する一連の画期的な革新技術を届けてきました。今日、拡張し続けるプラットフォームとパワフルな新しいソリューションにより、誰にとっても効率的で、パワフル、かつ協業的なコンテンツの制作と配信を実現します。」

世界中で32,000以上のユーザーと急速に拡大するパートナー・エコシステムを有するAvid MediaCentralプラットフォームは、業界で最もオープンで拡張性が高く、カスタマイズ可能な共通サービス基盤です。コンテンツの作成、管理、配信に対応する業界で最もオープンで柔軟性が高く、包括的なソリューションを提供するこのプラットフォームは、一連のアプリケーション・スイート、マーケットプレイス、コラボレーション・ツール、柔軟なライセンス形態と運用オプション、解像度非依存、3rdパーティとの接続性等々を提供します。

本日の発表の主な内容:

  • 次世代インテリジェント・メディア・ストレージ: Avid NEXIS™ は、ストレージの完全仮想化を実現する業界初、業界唯一のソフトウェア定義ストレージ・プラットフォームです。メディア企業は、プロジェクトの進行中でもワークフローを中断することなくストレージ容量を調整することができます。Avid NEXISは、Avidおよび3rdパーティ・ベースのいずれのワークフローにおいても、比類ない柔軟性、拡張性およびコントロールを提供します。大規模メディア企業同様に、小規模制作にもパワフルに対応できるよう設計されたAvid NEXISは、あらゆるステージで、事業と共に拡張する柔軟性を提供する唯一のストレージ・プラットフォームです。

  • ニュース放送だけでない最先端グラフィックス・オーサリング・ツール: 新しいグラフィックス・オーサリング・ソフトウェア4Designerは、放送制作用の魅力的な2Dおよび3Dモーション・グラフィックス制作に多彩な解像度で対応する包括的ツールです。機能満載のツールセットは、放送局が、ニュース、選挙、スポーツイベント、天気コーナー、ビジネス・レポート等で使用する魅力的なリアルタイム・ビジュアル・コンテンツの作成に必要なツールを提供します。受賞歴を誇る3Designerの後継ソフトである4Designerは、同じワークフローを維持して、3Designerの既存テンプレートとの互換性を提供しながら、最先端のインターフェースで、さらなるパワー、さらなるスピード、新たな機能を提供します。

  • スポーツ向けグラフィックス制作を加速: ライブ・スポーツの魅力を増幅する新しいテレストレーター・ツールAvid Spark により、コメンテーターは、放送中にリアルタイムでビデオにグラフィックスを描き加えて、重要なプレイ、試合の流れ、分析に関する洞察を視覚的に提供することができます。操作の高速化を意図して作られたAvid Sparkは、豊富な機能でグラフィックス制作を加速、簡潔化します。使い易いタッチスクリーン・インターフェースによって、専門オペレーターも必要ありません。従来のテレストレーターと異なり、ユーザーが画面上および現場の両視線からグラフィックスを描くことができるAvid Sparkでは、リアルな視聴経験を間違いなく届けます。小規模から中規模な運用に最適なAvid Sparkは、試合のビジュアルを向上し、より多くの視聴者を引き付け、競合との違いを出す魅力的なコンテンツの作成を可能にします。

  • Avid は、Avid MediaCentral Platformを基盤とするソリューションとの完全統合を含み、パナソニックAVC Ultra-LongGビデオ・フォーマットに対応する業界初のエンド・トゥ・エンド制作ワークフローを発表しました。Avid MediaCentral Platformの包括的サポートにより、制作チームは合理的かつ高度に統合されたワークフローを用いる最も効率的な方法で、この最先端の高効率圧縮スキームのメリットを活用することができます。

  • 3rdパーティとの新しい統合によりConnectivity Partnerプログラムを拡大: Avidは、多様な技術を併用する際の負担を軽減し、高品質のコンテンツ制作に専念することを可能にする新技術を発表しました。拡張された新しいAvid Connectivity Partnerプログラム は、開発者のAvid認定ソリューションの商品化を支援する新たなサービス、ツールキット、認定プログラムを幅広く提供します。また、新しいAvid Enterprise Marketplaceでは、メディアのプロフェッショナルや企業に、一カ所に集約された便利な場所からソリューションへの素早いアクセスを提供します。

  • MediaCentral Platform対応の相互運用可能なオープンIPワークフロー: Avidは、ファイルおよびライブ信号ベースの集中型メディア・ワークフローに対応する統合プラットフォーム環境の提供と、Avid MediaCentral PlatformにおけるリアルタイムIP信号のサポートにより、メディア業界のIP移行を加速する計画を発表しました。NAB 2016のAvidブース(#SU902)における技術発表では、ネイティブIPベースのワークフローに加え、ハイブリッドSDI/IPワークフローのデモを行います。ハイブリッドSDI/IPワークフローでは、メディア会社が、標準的なITインフラを活用しながら、独自ペースでIP移行を実施することができます。