Avid、Seven Networkの2016リオデジャネイロ五輪放送 成功をサポート

東京, 2016/09/19

~ NEPグループは、Avidのグラフィック・ソリューションを活用して、 オーストラリア放送局が手掛ける最大のスポーツ事業向け完パケ納品の制作サービスを提供 ~

Avid® (Nasdaq: AVID) は、先日閉幕したリオデジャネイロ五輪において、NEP Group, Inc社がAvidグラフィック・ソリューションを採用し、Seven Networkのテレビ放送用に完パケ納品の放送制作サービスを提供したことを発表しました。この度の2016五輪は、オーストラリア放送局がこれまでに手掛けた最大のスポーツ放送事業であり、最も包括的な五輪放送でした。NEP Groupは、Avidソリューションを活用することで、Seven Networkが様々なチャネルやデバイスへ配信するための高品質で魅力かつ臨場感にあふれる膨大な量のコンテンツを効率的に制作することができました。

「世界最大級のメディア会社が、技術、運用、事業における差し迫った重要な課題を解決するため、Avidソリューションを信頼してくださっています。」とAvidのシニア・バイスプレジデント兼営業・マーケティング最高責任者ジェフ・ロシカは話します。「世界最大のメディア・イベントである2016リオ五輪では、Avidソリューションがテレビ放送をサポートしましたが、どこよりもその傾向が顕著でした。私たちは、NEP Group等の大手メディア企業がAvid MediaCentral® Platform を活用して最高品質のコンテンツを作成し、視聴者へ届けているのを誇らしく拝見しました。」

NEPは、オーストラリア、シドニーに3チャンネルの放送センターを構築して、メルボルンにあるSeven Networkの放送ハブへ完全統合し完成したスポーツ番組を供給しました。放送センターは、メイクアップや衣装から、カメラ、アセット管理、グラフィック、ポストプロダクション等々、制作全般を扱うために作られました。加えて、NEP Groupは、リオデジャネイロの国際放送センター(IBC )において、Seven Networkに全ての設備を提供、サポートしました。

高品質グラフィックとリアルタイムの拡張現実コンテンツの制作では、シドニーのデザイン会社DD8と協力しました。MaestroTD ControlRealSetPowerWallを中心とするエンド・ツー・エンドのAvidグラフィック・ソリューションが、膨大なライブ・モーション・グラフィック、ローワーサード、拡張現実を制作するために必要なパワー、柔軟性、統合性、制御力を提供しました。

「リオ五輪のような巨大で複雑なイベントは、とても困難で厳しい仕事です。NEPでは、リオ五輪に向けて、グラフィック・ソリューションの候補を一年かけて調査し、幾つかのメーカーのソリューションを実際に試しましたが、私たちが必要とするパワーと安定性を提供する完全統合システムは、Avidだけでした」とNEPオーストラリアで制作を率いるアンガス・ミラー氏は話しました。

設備には、オーストラリア初となる3カメラの拡張現実システムが含まれました。3カメラで出力される拡張現実データを使い、ディレクターは、どのカメラに切り替えても、視聴者が見るグラフィックを維持することができます。

「Avidグラフィック・ソリューションのパワーと柔軟性は、実に素晴らしい。オープン性と統合性は、群を抜いています。その制作能力によって、デザイナーは可能性を拡げ、視聴者を魅了するダイナミックなビジュアルを作り出すことができます。これだけのパワーを持ったソリューションは、どこを探しても他にありません」とDD8のマネージング・ディレクターであるアダム・ダンコンブ氏は話しました。

NEP Groupでは、Avidのポストプロダクションおよびニュースルーム・ソリューションをフルに使用して、Seven Networkの3チャンネル用のコンテンツを作成しました。11式のMedia Composer® と1式のPro Tools®が、Avid 共有ストレージ・ソリューションとInterplay® | Productionによって管理されました。

「AvidニュースソリューションとTD Controlが統合したことも、良かったです。おかげで、放送直前にオペレーターが巧く処理できるよう、早めにグラフィックを用意することができました。また、データシステムやフィードとライブ・モーション・グラフィックを合わせることもできました。Avidグラフィックは、全ての条件を満たし、全てを支配する1つのシステムを提供してくれたのです」とミラー氏は結んでいます。

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