Avid、MediaCentralによる次世代の ニュース制作ワークフローを公開

東京, 2017/09/27

~MediaCentral | Newsroom Management、MediaCentral | Production ManagementおよびMaestro | Newsを統合するエンド・ツー・エンドのワークフローにより、ニュース組織は、素早く効率的に最高品質のストーリーを制作することができます。~

国際的なメディア組織、企業ユーザー、クリエイティブ・プロフェッショナルに、メディア・アセットの制作、配信、収益化技術を提供するAvid®(Nasdaq:AVID)は、ニュース向けMediaCentralソリューションを発表しました。Avid FastServe™ ビデオ・サーバー・ファミリー、次世代制作スイートMediaCentral®およびMaestro | News、場所を問わないコンテンツ作成を可能にする拡張可能なエンド・ツー・エンドのMediaCentral® ソリューションの統合により、あらゆる民生プラットフォームへ最初に速報を届け、メディア制作ワークフローをあらゆる面から加速することができます。

Avidのバイスプレジデント兼製品管理最高責任者ダナ・ルチカは次のように語ります。「ニュース組織は今、視聴率を高め、ブランドの差別化を図りながら、情報をより速く、より多くのチャンネルに配信するという絶え間ないプレッシャーの元にいます。ニュース向けAvid MediaCentralは、臨場感あふれるグラフィックスを使ったウェブ、モバイル、TV配信をシームレスに統合して、現代のニュース運営の厳しさに対応します。Avidは、新しいFastServeビデオ・サーバー・ファミリー、MediaCentral | Newsroom ManagementおよびProduction Managementモジュール、拡張されたMaestro | Newsグラフィックス・スイートにより、ニュース運営を次のレベルへ導きます。オープンで拡張性の高いMediaCentralプラットフォームに全てが緊密に統合されて、ニュース・チームは、より効率的に、より速く、より多くのチャンネルにストーリーを作成することができます。」

業界をリードするAvid製品ラインを単一プラットフォームでシームレスに統合する主なニュース向けMediaCentralソリューション:

  • MediaCentral | Cloud UX:デザインを一新したMediaCentral | Cloud UX(ユーザー体験)は、あらゆるオペレーティング・システムまたはモバイル・デバイス上で稼働し、プラットフォームへ接続する誰もが、どこからでも利用できる使いやすいタスク指向のグラフィカル・ユーザー・インターフェイスです。チーム・メンバーは、同じ建物内、町の中、あるいは別の大陸のどこにいても、必要な場所から簡単にコラボレーションすることができます。
  • MediaCentral | Newsroom Management:次世代制作スイートMediaCentralの一部であるMediaCentral | Newsroom Managementは、完全カスタマイズ可能なワークフロー・モジュールです。ニュース・チームのストーリー作成とランダウン管理に対応し、効率とスピードを改善して、複数の放送やデジタル送出先への速報配信に対応するワークフローを実現します。他のMediaCentralワークフロー・モジュール、アプリ、サービスおよびプラットフォーム対応ソリューションとシームレスに統合します。
  • MediaCentral | Production Management:次世代制作スイートMediaCentralの一部であるMediaCentral | Production Managementは、中規模から大規模制作チーム向けに、メディア制作ワークフローを簡素化および加速する高性能なファイルおよびワークフロー管理能力を提供します。フルカスタマイズ可能なMediaCentralワークフロー・モジュールにより、ニュース制作チームは、コンテンツ作成工程の管理、ワークフローの自動化およびコラボレーションを全てシンプルなウェブ・インターフェイスから実行できます。複数プロジェクトを並行して進めて、素早く完成することができます。
  • MediaCentral | Graphics Management:次世代制作スイートMediaCentralの一部であるMediaCentral | Graphics Managementは、ニュース制作環境全体でシームレスなワークフロー統合を提供するパワフルで使いやすいグラフィックス・アセット・管理ソリューションです。アクセス、効率性、コラボレーションを強化し、コンテンツ作成工程を大幅に加速、簡潔化します。
  • MediaCentral | Maestro News:新しいMediaCentral | Maestro Newsアプリにより、どこからでも、MediaCentral | Cloud UX内でグラフィックス制作ワークフローへフルにアクセスすることができます。ジャーナリストは、MediaCentralから直接Maestro | Newsグラフィックス・テンプレートへ直接クリップやイメージをドラッグ&ドロップして、リアルタイム放送用グラフィックスの作成を加速することができます。
  • Avid NEXIS:新しいAvid NEXIS Enterprisシステムは、100 TBのMedia Packを活用して、4.8PBのストレージ容量まで拡大します。Avid NEXIS | PROは、以前の2倍、160TBまで拡張します。Avid NEXISの大規模カスタマーが利用する使いやすさ、安全性および性能を小規模運用にも提供します。加えて、Avid NEXIS | E2は、SSDドライブに対応し、複数の高解像度メディア・ストリームをリアルタイムで処理する場合に必要な高性能を提供します。

業界をリードするAirSpeed® とPlayMaker™ ビデオ・サーバーの豊かな経験の上に築かれた次世代ビデオ・サーバー・ファミリーAvid FastServeは、ニュース向けMediaCentralソリューションと密接に統合します。業界で最も包括的なUHD/4K ワークフローの一部として、Avid MediaCentral® プラットフォームへ密接に統合されます。UHDおよびIP I/Oをサポートする統一されたモジュール式アーキテクチャを採用し、超高速収録と送出を可能にします。

ニュース向けFastServeビデオ・サーバーの主な内容:

  • FastServe | Ingest: ブロードキャスト・ニュース・チームは、10GbE接続を介し、HDおよびUHDコンテンツをAvid DNxHR® フォーマットで直接Avid NEXISストレージへキャプチャすることができます。これにより、MediaCentralから企業全体のアセットとMedia Composerへ素早くアクセスして、収録中に編集し、ニュース・コンテンツを放映するまでの時間を短縮することができます。
  • FastServe | Live Edit: ニュース放送局に入る映像に対応し、超高速制作を実現するターンキー・ソリューションを提供します。収録、編集、送出を同じ3U筐体に組込んだFastServe | Live Editは、ライブ環境向けの最強の高速制作ツールです。
  • FastServe | Playout: ビデオ・クリップ、イメージ、モーション・グラフィックスに対応するFastServe | Playoutは、単一のユーザー・インターフェイスから操作するファイルベースの再生サーバーです。MediaCentralと緊密に統合する FastServe | Playoutでは、MediaCentralでインデックスを作成したコンテンツの検索、ビデオ・サーバーへドラッグ&ドロップする等、幅広い制作ニーズに対応します。FastServe | Playout は、MediaCentralベースのニュース・ワークフローとも深く統合し、電光石火の制作を実現します。また、コンテンツをローカル・ストレージにコピーする必要なく、Avid NEXISから直接メディアを再生することができます。

ニュース向けMediaCentralに関する詳細は、こちらhttp://www.avid.com/solutions/news-productionをご覧ください。

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アビッド テクノロジー株式会社 マーケティング部
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