Avid On Demand SaaS Platformが発表 クラウドのメディアワークフローを提供

Avid Connect, Las Vegas, 2018/04/13

~Avid On Demandは、コンテンツの変換、編集、保存のためのクラウドと人工知能を活用したサービス/ソリューションによるメディア制作オペレーションを革新します~

国際的なメディア組織、企業ユーザー、クリエイティブ・プロフェッショナルに、メディア・アセットの制作、配信、収益化技術を提供するAvid®(Nasdaq:AVID)は、オンデマンドでメディア制作機能を提供するクラウドサービスとソリューションプラットフォームであるAvid On Demandを発表しました。 Avid On Demandにより、メディア組織は、必要な機能をプロジェクトごとに最適な弾力性をもって、実装段階や大規模な設備投資なしで、柔軟に導入することができます。

Avid On Demandにより、チームはあらゆる場所・デバイスに向けたコンテンツを効率的に管理し、配信することができます。 さらに、チームは多くのコンテンツ変換と品質管理タスクを自動化し、ジョブを完了するために必要なクラウドリソースのレベルを自動にプロビジョニングできます。どのような状況においても、ユーザーはサードパーティのハードウェアを統合したり管理したりしなくても、必要なときに必要なリソースのみを購入することができます。

Avidの製品管理最高責任者、Dana Ruzickaは次のように述べています。 「Avid On Demandによって、過剰なプロビジョニングはもう必要ありません。当社のニュース、スポーツ、およびポストプロダクションのお客様は、制作ワークフロー全体にクラウドのメリットをもたらすことができます。チームでも個人レベルでも、より効果的なコラボレーションが実現できます。ストレージやその他の主要リソースは、管理しやすく、コスト効率に優れています。また、ユーザーは完全に安全な環境ですべてを行うことができます」

Avid On Demandには、機械学習やcognitive services(認知サービス)をメディアに精通した方法で制作ワークフローに適用する新しいAvid | AI Suiteが含まれています。 さらに、Avid On Demandクラウドソリューションには、どこからでもインデックスされたコンテンツライブラリを保存、共有、アクセスを可能にするShared Library On Demand(共有ライブラリオンデマンド)が含まれます。また、新しいEditorial On Demandにより、編集チームは、場所に関係なく、より大きなコラボレーションのためにフォルダ、プロジェクト、ビン、メディアを共有することができます。

Avid On Demandクラウドサービスには、以下が含まれます:

  • Avid | AI:Avidおよびサードパーティの新しい機能スイートにより、クローズドキャプションの検証、言語の検出、顔の認識、シーンの検出、および音声からテキストへの変換など、コンテンツのインデックス自動化を実現。 Avid | AIサービスには、以下が含まれます。
  • Avid Phonetic Search: Avid独自の音声検索方法により、自動的にメディアのインデックスが作成され、ユーザーは単語やフレーズを入力して簡単にコンテンツを見つけることができます。
  • Avid | Illuminate On Demand: Illuminate On Demandは、コンテンツサプライチェーンの一環として、字幕や言語の検証プロセスを自動化します。オンデマンドサービスとして実行することで、メディアのフルライブラリを迅速に分析し、時間、リソース、お金を節約するとともに、精度を大幅に向上させることができます。
  • Microsoft Cognitive Services: MediaCentral®のお客様は、MicrosoftのCognitive Servicesを利用することにより、顔検出、シーン認識、音声からテキストインデックス作成などの機械学習アルゴリズムを使用してコンテンツを自動索引付けし、容易に検索できる豊富なメタデータのライブラリを作成します。
  • Avid | Transformation Services: コンテンツをトランスコードしてパッケージ化して、任意のプラットフォームに配信する一連のサービス。 Avid Transformation servicesには、Microsoft Media ServicesなどのAvidおよびサードパーティのサービスが含まれます。

Avid On Demandクラウドソリューションには、以下が含まれます:

  • Shared Library On Demand: 強力なクラウドベースのメディアライブラリで、MediaCentralを使用してコンテンツを保存、管理、検索し、分散したクリエイティブチームを結ぶことができます。編集者、ログ担当者、ディレクター、プロデューサー、アーカイブ担当者はすべて共通のライブラリに接続できます。共通ライブラリを使用すると、どのデバイスからでもメディアにアクセスできます。
  • Editorial On Demand: 新しいシステムに投資して新しいシステムを構築するのではなく、新しいプロジェクトを処理する編集能力を増やす必要がある場合、必要なAvid Media Composer®ライセンスとストレージだけでAvid On Demandダッシュボードからリソースを確保できます。その後、再び元に戻すことも可能です。これら全て、完全に制御された安全な環境で行うことができます。

提供開始時期

Avid On Demandソリューションとサービスは、2018年の後半にMicrosoft Azureでホストされます。詳細は、www.avid.com でご確認ください。

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アビッド テクノロジー株式会社 マーケティング部
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