Avid、ライブサウンドミキシングの 画期的な統合プラットフォームを発表
Avid Connect, Las Vegas, NV, 2018/04/13
~Avid VENUE | S6Lプラットフォームは、新たなコントロールサーフェス、エンジン、I/Oラックの包括的なラインナップにより、前例のない互換性とモジュール性を提供~
国際的なメディア組織、企業ユーザー、クリエイティブ・プロフェッショナルに、メディア・アセットの制作、配信、収益化技術を提供するAvid®(Nasdaq:AVID)は、数々の賞を受賞したVENUE™ | S6L ライブサウンドシステムシリーズの大幅な拡張を発表しました。3 機種の新しいコントロールサーフェス、1 機種の新しいエンジン、2 機種の新しいI/O ラックです。そしてこれらは同一のプラットフォームで動作します。モジュラー性能と拡張性により、どのような規模のステージにも合致するフレキシビリティで、スペースサイズや、ご予算に応じて、VENUE | S6L は業界唯一無二の100%ソフトウェア、ハードウェア、ショー・ファイルの互換性がすべてのシステム・コンポーネントで保証されたライブサウンドシステムです。
Avid VENUE | S6L はモジュラー式のライブサウンドミキシングシステムで、様々なアプリケーションにおいて、クラス最高レベルの機能を実現します。それはコンサートツアー、フェスティバル、クラブ、劇場などのFOH コンソールとして、あるいはモニターコンソールとしてだけでなく、放送局や教会設備、企業イベントなどでも、その機能性を発揮します。この新しい発表によってVENUE | S6L は、どのような催しにもスケーラブルに合致する、より多くのオプションコンポーネントを持つことになりました。ユーザーは5 機種のサーフェスの中から、自身のミックスに適したものを選択できます。新しいS6L-48D、S6L-24C、S6L-16C などが加わり16 から48 フェーダーの中で選択が可能です。これらのサーフェスはさらに新しいE6L-112 も含んだ3 機種のエンジンとの接続が選択できます。さらにそれらが、新しいStage 32 やLocal 16 を含む、4 機種のI/O ラックとの間に組み合わせて接続可能となるのです。
VENUE | S6L のモジュラー設計は、ユーザーにシステムのスケールの選択を可能にしました。これによってコントロール性を変えたり、プロセッシング性能を上げたり、必要な入出力の増減に対応したりできます。そしてすべてのシステムはVENUE ショー・ファイルの互換性が100%担保され、さらにどんなシステム構成をとったとしても、そのサウンドクオリティは全く同じです。さらに、S6L のTrue Gain テクノロジーによって、ユーザーはネットワーク上の複数台のS6L システム間で簡単にI/O ラックのシェアが実現でき、分岐による音質の劣化もなく、入出力のケーブルやセットアップ時間、またトランポスペースなどを節約することができます。
VENUE | S6Lファミリーは、すべてのモデルで同じVENUEソフトウェアとワークフローを備えているため、システム構成にかかわらず、完全に使い慣れた同一の操作法をエンジニアに提供します。この「一度学んで、どこでも使える」コンセプトは、複雑さを排除し、エンジニアは、アーティストが最高のパフォーマンスを実現することだけに集中することができます。
Avidの製品管理最高責任者、Dana Ruzickaは次のように述べています。「新しいAvid VENUE | S6Lファミリーは、生演奏のミキシングとレコーディングを容易にし、アーティストやエンジニアが頼りになる比類のないパワーと柔軟性を提供します。ソフトウェア、ハードウェア、ショー・ファイルとの100%の互換性とライン全体の相互運用性により、最大規模のスタジアム・ショーでも、小規模のイベントでも、あらゆるアプリケーションのための完璧なシステムを作り上げることが可能です。そして、すべてが同じプラットフォーム上にあるため、新しい機能やコンポーネントを迅速に市場に投入することができます」
新しいVENUE | S6L システム・コンポーネント
VENUE | S6Lシステムには、コントロールサーフェス、エンジン、I/O ラックが含まれます。
Avidは以下の新製品を発表しました。
- 新しいコントロールサーフェス:
- VENUE | S6L-48D: 48 + 2 フェーダー, 160 アサイナブル・ノブ, 1 マスター・タッチスクリーン, 5 チャンネルタッチモジュール
- VENUE | S6L-24C: 24 + 2 フェーダー, 32 アサイナブル・ノブ, 1 マスター・タッチスクリーン
- VENUE | S6L-16C: 16 + 2 フェーダー, 32 アサイナブル・ノブ
- 新しいエンジン:
- VENUE | E6L-112: 112 入力処理チャンネル, 48 ミックス・バス + LCR
- 新しいI/Oラック:
- Stage 32—さまざまなアナログI/O、デジタルI/O、Danteカードオプションから選択可能な最大32の入力/出力の組み合わせをサポート。小規模なステージに柔軟なI/Oで対応、またはリモートI/Oのニーズに対応
- Local 16—8アナログ入力、8アナログ出力、8 AES デジタル入力/出力。コンパクトなパッケージで、コントロールサーフェス ローカル I/Oを拡大
* オプションカードは、コアシステムには付随しておりません。別途購入が必要です。
ブログ:Avid VENUE | S6L統合されたライブサウンドプラットフォームを発表
Avid VENUE | S6Lについて
これまでにない処理能力を300以上の処理チャネルで提供するS6Lは、最新のタッチスクリーンワークフローと大規模で複雑なツアーやイベントを容易に処理できるスケーラビリティによって裏付けされた先進的なエンジン設計により、堅実なパフォーマンスと信頼性を提供します。すべてのAvid VENUEシステムと同様に、S6LはシームレスなAvid ProTools®統合とオンボードの業界標準プラグインを提供し、トラック数と処理能力がこれまで以上に向上しています。また、新しいWSG-HDオプションカードにより、Waves SoundGridシステムとの緊密な統合を提供します。広範な感触、プラグインパラメータのソフトウェア制御、大幅に簡素化されたセットアップ、システムの冗長性、プラグインのレガシーショーファイルインポートパラメータ、そして、さらに大きなクリエイティブな柔軟性が実現されました。
2015年に発表して以来、著名なエンジニア:Jim Warren、Mike Prowda (Radiohead)、Paul “Pab” Boothroyd (Paul McCartney)、Greg Nelson (Pearl Jam, Temple of the Dog, Incubus)、Greg Price (Black Sabbath)、Fern Alvarez, Jr. and Steve McCale (Elvis Costello)がVENUE | S6Lを活用して、より素早くかつ効率的にアーティストのより優れたサウンドミキシングを実現しています。
Avidは、コンテンツ制作と、コラボレーション、アセット保護、配信、利用を結びつける最もオープンで効率的なメディアプラットフォームを提供します。Avidの傑出したカスタマー・コミュニティは、Avidの包括的なツールおよびワークフロー・ソリューションを使い、栄えある賞に輝く映画作品、人気の高いテレビ番組、ニュース番組、スポーツイベントのテレビ放送から、ミュージックレコーディング、ライブ・コンサートツアーにいたるまで、世界中が観て、聴いて、愛するメディアを制作、配信、収益化します。最も柔軟な運用と価格オプションを提供するAvidの業界トップソリューションには、Media Composer®、Pro Tools®、Avid NEXIS®、MediaCentral®、iNEWS®、AirSpeed®、Sibelius®、Avid VENUE™、FastServe®、Maestro™などがあります。
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