

Avidのオーディオ部門(当時はDigidesign)が、MBOXという革新的な新製品をオーディオ界に送り出したのは、ちょうど20年前のことでした。MBOXは、手頃な価格とパワフルな機能セットをコンパクトなUSBインターフェースに搭載し、Pro Toolsのパワーとマジックを世界中の多くの人々にもたらしました。MBOXはパイオニアであり、今日においても成功している市場の新しい分野を定義するのに貢献しました。
10年半の間に3世代のMBOXファミリーの製品が発売されました。そして今、MBOXは復活し、より大きく、よりパワフルに生まれ変わった「MBOX Studio」を発表しました。ひとつだけ確かなことは、これは以前までのMBOXとは違うものであるということです!
MBOX Studioは、単なるオーディオ・インターフェースではありません。MBOX Studioは、低レイテンシー・モニタリングとAvidエフェクトを備えたMac、Windows、iOSの任意のオーディオ・アプリに直接オーディオ・パフォーマンスを録音という使い方だけではなく、内蔵スタジオ・トークバックと広範囲なキュー・ミキシング能力を備えたパワフルなスタジオ・モニタリング・システムとしても機能し、追加機材を加えることなくセッションを思い通りに実行することができます。
「任意のオーディオ・アプリ」と前述しました。MBOX StudioにはPro Tools StudioとSibelius Artistの1年間のサブスクリプションが付属していますが、Logic Pro、Reaper、Studio One、Cubase、Abletonなど、任意のオーディオ・アプリを使用することもできます。また、MBOX Studioに付属するMBOX Controlアプリを使えば、Zoom、YouTube、Spotifyなどのストリーミング・アプリをループバック・レコーディングでワークフローに統合し、DAWに直接オーディオをストリーミングすることも可能です。
MBOX Ignition Packは、MBOX Studioに付属するソフトウェアに加え、プレミア・パートナーのPlugin Alliance、Baby Audio、Gauge、BPM Createが提供する永続版製品も含んでいます。Pro Tools Studioサブスクリプションを購入すると、Pro Tools Inner Circle にもアクセスでき、さらに多くのソフトウェアをご利用いただけます。
MBOX Studioの機能については、今後のブログでもう少し掘り下げますが、あなたの意見を是非お聞かせください。MBOXでPro Toolsを始められる方、そしてMBOXでオーディオを作り上げていく方々にとって、どのように役立ったでしょうか?あなたのストーリーをお聞かせください!